A1:いびき - 大いびきの原因やメカニズムについて |
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A2:いびきが恐ろしい大いびきに? |
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いびきをかく人は、ほとんどの人が口を開けて寝てい ます。
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口を開けて寝ていると顎が下がり、舌の根元も下がり喉が狭くなります。
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このような状態
は息ができなくなる状態で、このような状態を続けていると身体に酸素が廻らなくなり身体に様々な障害を及ぼす原因になると言われ、突然死もいびきが原因と言われています。
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また毎年交通事故は増大していますが、その主な原因がいびきによる睡眠不足にあることも解明されてきています。
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A3:居眠り運転による交通事故もいびきや大いびきが原因 |
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居眠りは、いびきをかくために睡眠不足
によって起きるといわれます。
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いびきをかく人は、昼間車を運転している時、目を開けたまま瞬間的に寝てしまうマイクロスリープと言
う現象を起こすと言われます。
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この場合スピードによる危険な 状況判断は勿論、危険な状況に対応できないため自ら事故を引き起こす大きな原因となっています。
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一方、高速道路では、ハイウエイヒプノーシスがクローズアップされて参りました。これはマイクロスリープ
と同じで運転中半覚醒状態で、本人は眠った自覚がないため交通事故を起こしてしまうというものです。
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この居眠りの原因は、いびきや大いびきによるものといわれています。
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睡眠中息が苦しいので目を覚まし、半覚醒状態を続けることになり、ほとんど熟睡していないため昼間睡魔が襲うことになるのです。
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このようにいびきは、本人の健康を奪うだけでなく、多くの事故やトラブルに周囲の人達まで巻き込む危険性をはらんで
いるもので、すでに病気と言っても過言ではありません。耳鼻咽喉科 などの専門医の診断を仰ぐことは大切です。
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A4:いびきや大いびきは健康を害するさまざまな病気のもと!? |
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空気が出入りする喉の抵抗は、 47%前後が理想と
されており、それ以上抵抗が大きくなるにつれいびきは激しくなり、周囲に迷惑をかけるばかりでなく、
健康に重大な影響を及ぼすと言われています。
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いびきをかくことは、喉の空気抵抗が大きい訳ですから、空気のフィルターが詰まっているのと同じことです。
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したがって身体に入る空気の量が少なくなるため酸素の摂取量も減少し、軽い酸欠状態になります。
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”正常な人といびきをかく人の血中酸素量の差は30%前後少ないと言われ、疲れが取れにくく、から全体に悪い影響を及ぼし、血圧が高くなったり、さらに脳に酸素が不足するので物忘れをしたりする兆候があると
専門家は言っています。
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A5:いびきや大いびきの正体とメカニズム |
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通常息は、鼻から空気を吸い込み咽頭を通り肺に至ります。
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鼻から咽頭までの道には、狭いところや凹凸が有り、呼吸の時これが抵抗となって
自然的に音 が発生します。
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この発生した呼吸音がいびきの正体です。試しに強く息を吸ったり、吐いたりして見てください・・・
、呼吸音のす るのが解ります。
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睡眠中、スースー、スヤスヤと寝息を立てることが有りますが、これも自然的な呼吸音で、この程度はいびきは健康に支
障はありません。
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人間は呼吸の際、誰でも呼吸抵抗があり、その抵抗は47%前後が理想と言われ、47%を超えて高くなるにつれて他人
にも迷惑ないびきとなります。(池松亮博士の発表文より)
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A6:いびきや大いびきの自覚症状は目覚めの悪さ、昼間の眠気、スッキリしない重苦しい頭 |
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睡眠中多くの人は、顎の筋肉の緊張がとけ顎が喉の方へ下がり喉は狭くなります。
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このために息をしたときの抵抗は大きくなります。口を開けなければこの程度で済みます。
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しかし、鼻の通りの悪い人は、苦しいので口を開いてしま います。
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口を開くと空気が入り込み、口の中の圧力が上がり、舌の根本が沈下、同じに軟口蓋や口蓋垂も下垂して空気の通る道がま すます狭 くなります。
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それにもかかわらず、身体に必要な酸素を確保するため、狭くなった喉に同量の空気を無意識に通そうとします。
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従って空気の抵抗はいやが上にも増し、粘膜を摩擦したり、振動したりしていびきとなります。
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またこの傾向の強い人はエスカレートして口から息を吸い込んでしまい、喉が乾燥してカラカラになり、粘膜が共鳴して
振動し大いびきとなり、やがてはこの大いびきが続くと息が一時的に止まり身体に悪い影響をもたらします。
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A7:いびきや大いびきの気道の呼気の流れ図 |
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起きている時の喉 |
●起きている時は、喉が広がっているので息がスムーズにできます。 |
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仰向けに寝ている時の喉 |
●仰向けに寝ると睡眠による弛緩と重力の影響を受け、口を開き、顎が下がり、舌の根元が下がって喉が狭くなっているのが解ります。 |
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A8:いびきや大いびきの起きるさまざまな原因 |
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A9:いびきや大いびきが起きる主な原因 |
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- 鼻腔や咽喉、咽頭の気管異常。(扁桃腺肥大、小顎下症、鼻中隔湾曲症など)
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- 肥満。(軟口蓋や咽頭壁に脂肪がつき、咽頭が肥大し上気道を狭くする)
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A10:いびきや大いびきを防ぐ方法 |
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鼻の病気が原因で鼻の通りが悪いので口を開いて寝る。
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睡眠のために顎の筋肉が弛み、顎が後退して気道を狭め、さらに口を開けて寝る。
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など、口を開いて寝ることが大きなポイントになっています。
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A11:いびきや大いびきの根本矯正方法は、 |
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