椅子に腰かけた時に身体に良い姿勢で座るにはどうしたら良いか?
椅子に座った時に立っているときと同じように骨盤を立てて座ることが大切です。
それでは骨盤を立てる座り方はどうしたら良いか?
図のように腰骨の出っ張りと恥骨のラインが真っすぐになる状態を骨盤が立っていると言います。
骨盤が立っているという事は骨盤が正しい位置にあるという事です。
椅子に座った状態でも骨盤を立たせることで骨盤が正しい位置にある姿勢で座ることが出来ます。
骨盤を立てない状態でいるとどうなるか?
長時間骨盤を立てない状態を続けると身体に負担のかかる姿勢で身体のいたるところに支障を及ぼすことになります。
デスクワークなどで骨盤を立てない状態(骨盤が倒れた状態)で長時間重たい頭を支えながら椅子に座っていると骨盤に負担がかかり、そこから連鎖的に腰痛、肩こり、疲労の原因となってゆきます。また、脚を組む習慣の人は体重が偏ってかかるので骨盤がゆがむ危険があります。
骨盤を立てる座り方が出来ていないという事は、骨盤が後ろに傾いた状態になっており、重たい上半身を支えることが難しくなります。そのため背骨をまるめる事で頭を前にしてバランスをとることになります。それが正しくない姿勢を作ってしまうのです。姿勢が悪い状態で仕事をしたりテレビを見たり週間化してしまうと、骨盤や背骨のゆがみに繋がります。
その歪みが深刻化すると矯正することは難しくなります。
姿勢が悪いと気が付いたら、腰枕を着けて正しい座り方に切り替えることも良いと思います。 |